RYUSENDO CO., LTD.
Raw materials
原料情報
  • 機能性原料
ButiShieldTM
ブチシールド
ButiShieldTMは、酪酸カルシウムを米国Kemin社独自のMicroPEARLS®技術でマイクロカプセル化した機能性素材です。短鎖脂肪酸である酪酸は健康維持に重要な役割を持つ一方、その特有の強い匂いが課題とされてきましたが、本技術により匂いを大幅に低減し、酪酸を腸まで効率的に届けることが可能となりました。腸内環境の改善や腸管バリア機能のサポートなど、酪酸の持つ健康価値を最大限に活かせる設計で、サプリメントから一般食品まで幅広く活用できる高い利便性と機能性を備えた原料です。
  • 原料名
  • ButiShieldTM
  • 一般名
  • 酪酸カルシウム
  • 規格成分
  • 酪酸 35%以上
    カルシウム 7%以上
  • 荷姿単位
  • 1kg
  • 賞味期限
  • 製造日起算2年
原料情報
腸から全身のヘルスケアを支える「酪酸」そのものを“腸まで届ける”
MicroPEARLS®技術による酪酸カルシウム素材「ButiShieldTM」(ブチシールド)
なぜ今「酪酸」なのか ー 腸活市場の進化と“短鎖脂肪酸”の台頭
 腸活・腸内フローラ訴求の健康食品市場は、消費者意識の高まりを背景に、乳酸菌・ビフィズス菌中心のフェーズから「菌が産生する有用物質=ポストバイオティクス」へと関心が移りつつあります。その中でも 短鎖脂肪酸(SCFA)は急速に注目度が上昇し、とくに 「酪酸(Butyric acid)」は科学的エビデンスの蓄積が進んでいる機能性成分です。

▶︎ 腸上皮細胞の主要エネルギー源
▶︎ 腸バリア維持
▶︎ 免疫調整・炎症制御
▶︎ 腸-脳軸、腸-腎臓軸、腸‐膀胱軸、腸-皮膚(肌)軸の中心的メッセンジャー

 海外市場ではすでに 「酪酸サプリメント」への需要が増加しており、酪酸/酪酸カルシウム原料の採用は、すでに定着した腸活カテゴリーにおいて「次の差別化」を生むキーファクター、「次世代の腸活」素材になりつつあります。
ButiShieldTM(ブチシールド)とは
◎ 酪酸として35%以上含有する酪酸カルシウム加工食品
 酪酸カルシウムを「腸まで届ける」ために設計された機能性素材です。ButiShieldは、米国Kemin社の独自のMicroPEARLS®技術を用いて酪酸カルシウムをマイクロカプセル化しています。酪酸特有の強烈な匂いを抑制し、安定した粉末として扱えるようにした原料です。

◎「酪酸菌」ではなく、「酪酸そのもの」を腸に届ける発想
 酪酸菌による酪酸産生は、食物繊維の摂取量や菌の定着に左右されるため、機能性の安定性が課題として知られています。ButiShieldTMは、これを解決し、 酪酸そのものを必要な場所(=大腸)へ直接デリバリーする素材です。
ButiShieldTMの最大の価値:「腸まで届く酪酸」という、明確で強い差別化ポイント
 酪酸原料を選ぶ上で最も重要なポイント、それは「腸まで確実に届くか」という点です。酪酸は胃酸や消化酵素に弱く、そのまま摂取しても腸に到達する前に分解されてしまう可能性があります。つまり、いくら酪酸を配合しても、腸に届かなければ期待される機能性を発揮できません。そこで、ButiShieldは、酪酸カルシウムを腸まで届けることを最優先に設計された原料です。この「腸まで届ける」技術こそが、ButiShieldTMが他の酪酸/酪酸塩原料と一線を画す最大のセールスポイントです。ちなみに、これを解決したのが、ButiShield製造に採用しているMicroPEARLS®技術による「匂いのマスキング × 胃で溶けない × 消化管で持続放出」のトリプル設計です。

◎ 社内データ
▶︎ 模擬胃液(pH<2):ほぼ溶出せず
▶︎ 模擬腸液(pH7前後):緩徐に溶出
▶︎ in vivo(ヒナ試験):通常の酪酸カルシウムより遅いタイミングで吸収 → 大腸での作用が示唆

◎ 開発メリット
▶︎「酪酸」「短鎖脂肪酸」「腸まで届く酪酸」という分かりやすいキーワードは市場での差別化に有効
▶︎ 営業・マーケティングでの訴求軸が明瞭で、ブランドストーリーを組み立てやすい
▶︎ ポストバイオティクスや腸-臓器軸といった最新テーマとの親和性が高い
短鎖脂肪酸「酪酸」とは
 酪酸には科学的根拠に基づく「腸と全身」への多面的な作用がある。酪酸は、ただの腸内フローラ素材ではなく、学術的に作用機序が整理されています。

◎ 大腸のエネルギー源
▶︎ 大腸上皮細胞の主要なエネルギー源となり、腸粘膜の恒常性維持に寄与します

◎ 腸バリアの強化
▶︎ リーキーガットの改善、tight junctionの維持を通じて、バリア機能をサポートすると報告されています

◎ 免疫調整
▶︎ FAR2/3、GPR109Aなどを介したシグナル伝達により、炎症・免疫応答の調整に関与します

◎ 腸‐脳軸
▶︎ セロトニン産生(TPH1経由)やGLP-1・PYYの分泌促進などを通じて、腸‐脳軸への関与が示されています

◎ 腸‐腎臓軸
▶︎ HDAC阻害・FFAR2シグナルなどを通じ、動物モデル等で炎症の抑制やシュウ酸カルシウム腎結石形成の抑制が報告されています

◎ 腸‐膀胱軸
▶︎ 尿路pH調整や粘膜免疫調節、抗炎症・抗酸化作用などを介して、尿路の健全性への寄与が示唆されています
臨床試験:消化不良・腹痛・便秘・逆流など、多くの項目で有意改善
 ButiShieldを用いた臨床試験での消化管症状は、腸-脳軸とも関連が深く、酪酸の細胞シグナル作用(FFAR2/3、HDAC阻害、TPH1増加等)を踏まえると、作用機序的にも整合性が高いとされている。

◎ 試験デザイン
▶︎ 対象:軽度の消化不良を有する18-60歳の健康成人20名
▶︎ 摂取量:ButiShieldTM 600 mg/day(酪酸として210 mg/day)
▶︎ 期間:6週間
▶︎ 評価:GSRS(消化管症状評価尺度)、QOL、排便習慣

◎ 主な結果
▶︎ 統合スコア、腹痛、消化不良、便秘、逆流が有意に改善
▶︎ 多くの指標は8日目から有意改善が確認
▶︎ 消化関連QOLも改善
ButiShieldTMが生む「製品差別化」とは
① 明確で強い訴求力
▶︎ 「腸まで届く酪酸」「短鎖脂肪酸:酪酸」というキーメッセージは、商品・Web・商談での訴求効果が高い

② 品質の安定(酪酸含量35%以上)
▶︎ 規格化された酪酸カルシウム素材で、ロットごとのばらつきを最小限に抑えた供給が可能

③ 高い信頼性
▶︎ 酪酸として 4,000 mg/日を8週間摂取した臨床試験においても重篤な副作用は報告されていません
▶︎ ハラール、コーシャ、Non-GMO、アレルゲンフリーに対応
▶︎ ButiShieldTMを用いた臨床試験エビデンス有り

④ QCDバランスに優れた原料提案が可能
▶︎ 品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)の バランスを意識した原料設計で、安定供給と製品開発のしやすさを両立
まとめ
 腸活市場が次のステージへ進む中、「ポストバイオティクス・酪酸」を腸へ確実に届けるButiShieldは、 新しい機能性カテゴリーを切り拓く原料です。

▶︎ 酪酸は腸と全身の健康に深く関わる短鎖脂肪酸
▶︎ ButiShieldは、酪酸を“腸まで届ける”ために開発された原料
▶︎ 匂いの問題を解決し、胃で溶けず、大腸で徐放
▶︎ 臨床試験で消化不良・腹痛・便秘・逆流などが有意改善
▶︎ 腸‐脳軸、腸‐腎臓軸、腸‐膀胱軸などの先端テーマにも対応
▶︎ 「腸まで届く酪酸」という明確な訴求で差別化に貢献

 腸内環境改善を訴求する製品カテゴリーは、今後さらなる成長が見込まれます。その中で「酪酸」は、消費者にとって理解しやすく、科学的な裏付けもある訴求素材です。 ButiShieldは、高品質とコストパフォーマンスのバランスを意識した商品設計により、安定した供給体制で貴社の生産計画に柔軟に対応いたします。また、原料販売だけでなくOEM供給も行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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